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第97聖詠

(ダワィドの)詠えい。 1 新あらたなる歌うたを主しゅに歌うたへ、蓋けだし彼かれは奇き迹せきを行おこなへり。其その右みぎの手て、其その聖せいなる臂ひぢは彼かれの爲ために勝かちを獲えたり。 2 主しゅは其その救すくひを顯あらはし、諸しょ民みんの目めの前まへに其その義ぎを示しめせり。 3 彼かれは其そのイアコフに於おける憐あはれみと、イズライリの家いへに於おける誠まこととを記き憶おくせり。凡およそ地ちの極はては我わが神かみの救すくひを見みたり。 4 全ぜん地ちよ、主しゅに籲よべ、祝いはひ、樂たのしみ、歌うたへ、琴ことを以もって主しゅに歌うたへ、 5 琴ことと聖せい詠えいの聲こゑとを以もってせよ、 6 笳らっぱと角つのとの聲こゑを以もって主しゅ、王わうの前まへに祝いはへ。 7 海うみと其その中うちに滿みつる者もの、世せ界かいと其その中うちに居をる者ものは聲こゑを揚あぐべし、 8 河かはは掌たなごころを拍うつべし、山やまは之これと共ともに主しゅの顏かんばせの前まへに歡よろこぶべし、 9 蓋けだし彼かれ來きたりて地ちを審しん判ぱんせん。彼かれは義ぎを以もって世せ界かいを審しん判ぱんし、誠まことを以もって諸しょ民みんを審しん判ぱんせん。