26_01

第28章 (マトフェイ福音)

1 安息日スボタ過すぎて、七日なぬかの首はじめの日ひの黎明よあけに、マリヤマグダリナと他たのマリヤと墓はかを觀みん爲ために來きたれり。 2 視みよ、地ち大おほいに震ふるへり、蓋けだし主しゅの使つかひ天てんより降くだり、就つきて、墓はかの門もんより石いしを移うつして、其その上うへに坐ざせり。 3 其その容かたちは電いなづまの如ごとく、其その衣ころもは白しろきこと雪ゆきの如ごとし。 4 守まもる者ものは彼かれを懼おそれ、戦をののきて、死しせし者ものの如ごとくなれり。 5 天てん使し婦をんなに對こたへて曰いへり、爾なんぢ等ら懼おそるる勿なかれ、我われ爾なんぢ等らが十じふ字じ架かに釘ていせられしイイススを尋たづぬるを知しる。 6 彼かれは此ここに在あらず、蓋けだし其その言いひし如ごとく、復ふく活くわつせり、來きたりて、主しゅの置おかれし處ところを觀みよ、 7 且かつ速すみやかに往ゆきて、其その門もん徒とに告つげて曰いへ、彼かれ死しより復ふく活くわつせり、爾なんぢ等らに先さきだちてガリレヤに往ゆく、爾なんぢ等ら彼處かしこに於おいて彼かれを見みんと、視みよ、我われ爾なんぢ等らに言いへり。 8 婦をんな急すみやかぎて、墓はかを離はなれ、懼おそれ且かつ大おほいに喜よろこびて、其その門もん徒とに報はうぜん爲ために趨はしり往ゆけり。 8 彼かれ等らが門もん徒とに報はうぜん爲ために往ゆける時とき、視みよ、イイスス之これに遇あひて曰いへり、慶よろこべよ、彼かれ等ら就つきて、其その足あしを抱いだきて、彼かれを拜はいせり。 10 イイスス之これに謂いふ、懼おそるる勿なかれ、往ゆきて、我わが兄けい弟ていに報はうじて、ガリレヤに往ゆかしめよ、彼かれ等ら彼處かしこに於おいて我われを見みん。 11 婦をんなの往ゆく時とき、視みよ、番兵ばんぺいの中うちの或ある者もの城まちに入いりて、有ありし事ことを以もって、悉ことごとく司し祭さい諸しょ長ちゃうに告つげたり。 12 彼かれ等らは長ちゃう老らう等らと與あたに集あつまり相あひ議ぎして、多おほくの銀ぎんを兵卒へいそつに給あたへて
13 曰いへり、爾なんぢ等ら云いへ、我われ等らが寝いねたる時とき、其その門もん徒と夜よる來きたりて、彼かれを竊ぬすめりと、 14 若もし此この事こと方はう伯はくに聞きえば、我われ等ら、彼かれに勧すすめて爾なんぢ等らに虞うれひなからしめん。 15 彼かれ等ら銀ぎんを取とりて、教をしへられし如ごとく行おこなひたり、是ここに於おいて斯この言ことばはイウデヤ人じんの中うちに傳つたはりて、今こん日にちに至いたれり。 16 十じふ一いちの門もん徒とガリレヤに往ゆきてイイススの彼かれ等らに命めいぜし山やまに至いたり、 17 彼かれを見みて拜はいせり、然しかれども猶なほ疑うたがへる者ものありき。 18 イイスス就つきて、彼かれ等らに語つげて曰いへり、天てんに在あり地ちに在ある一切いっさいの權けんは我われに與あたへられたり、 19 故ゆゑに爾なんぢ等ら往ゆきて、萬ばん民みんに教をしへを傳つたへて、彼かれ等らに父ちちと子こと聖せい神しん゜との名なに因よりて洗せんを授さづけ、 20 彼かれ等らを教をしへて、我わが一切いっさい爾なんぢ等らに命めいぜしことを守まもらしめよ、視みよ、我われ恒つねに爾なんぢ等らと偕ともにして世よの終末をはりまで在あるなり、アミン。