第四カフィズマ
ダワィドの詠。
1 主よ、爾に我が靈を擧ぐ。
2 吾が神よ、爾を恃む、我に世世愧なからしめよ、我が敵を我に勝ちて喜ばしむる毋れ。
3 凡そ爾を恃む者にも愧なからしめ給へ、妄に法を犯す者は願はくは愧を得ん。
4 主よ、我に爾の道を示し、我に爾の道を訓へよ。
5 我を爾の眞理に導きて、我を訓へ給へ、蓋爾は我が救の神なり、我日日に爾を恃めり。
6 主よ、爾の鴻恩と爾の慈憐とを記憶せよ、蓋是れ永遠よりあるなり。
7 我が少き時の罪と過とを記憶する毋れ、主よ、爾の仁慈に依り、爾の慈憐を以て、我を記憶せよ。
8 主は仁なり、義なり、故に罪人に道を訓へ示す、謙遜の者を義に導き、
9 謙遜の者に己の道を教ふ。
10 凡そ主の道は、其約と其啓示とを守る者に在りて慈憐なり、眞實なり。
11 主よ、爾の名に因りて我が罪を赦し給へ、其大なるを以てなり。
12 誰か主を畏るる人たる、主は之に択ぶべき道を示さん。
13 彼の靈は福に居り、彼の裔は地を嗣がん。
14 主の奥義は彼を畏るる者に屬し、彼は其約を以て之に顯す。
15 我が目常に主を仰ぐ、其我が足を網より出すに因る。
16 我を顧み、我を憐め、我獨にして苦めらるるに因る。
17 我が心の憂益多し、我が苦難より我を引き出せ、
18 我が困苦、我が勞瘁を顧み、我が諸の罪を赦し給へ。
19 我が敵を見よ、何ぞ多き、彼等が我を怨む恨は何ぞ甚しき。
20 我が靈を護りて我を救ひ、我が爾に於ける恃に愧なからしめ給へ。
21 願はくは無玷と義とは我を護らん、我爾を恃めばなり。
22 神よ、イズライリを其諸の憂より救ひ給へ。