26_02

第5聖詠

1 伶れい長ちゃうに蕭せうを以もって和くわせしむ。ダワィドの詠えい。 2 主しゅよ、我わが言ことばを聽きき、我わが思おもひを悟さとれ。 3 我わが王わう我わが神かみよ、我わが呼よぶ聲こゑを聽きき納いれ給たまへ、我われ爾なんぢに祈いのればなり。 4 主しゅよ、晨あしたに我わが聲こゑを聽きき給たまへ、我われ晨あしたに爾なんぢの前まへに立たちて待またん。 5 蓋けだし爾なんぢは不ふ法はふを喜よろこばざる神かみなり、惡あく人にんは爾なんぢに居をるを得えず、 6 不ふ虔けんの者ものは爾なんぢが目めの前まへに止とどまらざらん、爾なんぢは凡およそ不ふ法はふを行おこなふ者ものを憎にくむ、 7 爾なんぢは謊いつはりを言いふ者ものを滅ほろぼさん、残ざん忍にん詭き譎けつの者ものは主しゅ之これを惡にくむ。 8 唯ただ我われ爾なんぢが憐あはれみの多おほきに倚よりて爾なんぢの家いへに入いり、爾なんぢを畏おそれて爾なんぢが聖せい殿でんに伏ふく拜はいせん。 9 主しゅよ、我わが敵てきの爲ために我われを爾なんぢの義ぎに導みちびき、我わが前まへに爾なんぢの道みちを平たひらかにせよ。 10 蓋けだし彼かれ等らの口くちには眞しん實じつなく、彼かれ等らの心こころは惡あく逆ぎゃく、彼かれ等らの喉のんどは開ひらけたる柩ひつぎ、其その舌したにて媚こび諂へつらふ。 11 神かみよ、彼かれ等らの罪つみを定さだめ、彼かれ等らをして其その謀はかりごとを以もって自みづから敗やぶれしめ、彼かれ等らが不ふ虔けんの甚はなはだしきに依よりて之これを逐おひ給たまへ、彼かれ等ら爾なんぢに逆さからへばなり。 12 凡およそ爾なんぢを賴たのむ者ものは喜よろこびて永ながく樂たのしみ、爾なんぢは彼かれ等らを庇おほひ護まもらん、爾なんぢの名なを愛あいする者ものは爾なんぢを以もって自みづから詡ほこらんとす。 13 蓋けだし主しゅよ、爾なんぢは義ぎ人じんに福ふくを降くだし、惠めぐみを以もって盾たての如ごとく之これを環めぐらし衛まもればなり。