26_02

第19章 (イオアン福音)

1 そのときピラト イイススをりて、むちうてり。 2 兵卒へいそついばらかんむりみて、そのかうべかうむらせ、むらさきうはぎかれせて、 3 へり、イウデヤじんわうよろこべよ、かつそのほほてり。 4 ピラトまたそとでて、かれふ、よ、われかれきて、なんぢまへいだす、なんぢが、われかれいつつみあるをざることを、らんためなり。 5 イイススいばらかんむりかうむり、むらさきうはぎて、そとでたり。ピラトかれふ、よ、ひとなり。 6 さいしょちゃう下吏したやくかれさけびてへり、じふていせよ、じふていせよ。ピラトかれふ、なんぢかれりて、じふていせよ、けだしわれかれつみあるをず。 7 イウデヤじんこたへてへり、われ律法りっぱふあり、律法りっぱふに据れば、かれすべし、けだしおのれかみせり。 8 ピラトことばきて、ますますおそれたり。 9 またこうかいりて、イイススにふ、なんぢいづれよりする。しかれどもイイススかれこたへさざりき。 10 ピラトかれふ、われはざるか、なんぢあにわれなんぢじふていするけんあり、またなんぢゆるけんあるをらざるか。 11 イイススこたへてへり、うへよりなんぢあたへられしにあらざれば、なんぢわれたいしていつけんあるなし、ゆゑわれなんぢわたししものつみさらおほいなり。 12 これよりピラトかれゆるさんとはかれり。しかれどもイウデヤじんさけびてへり、なんぢひとゆるさば、ケサリのともあらず。およおのれわうものは、ケサリにそむものなり。 13 ピラトことばきて、イイススをそとだし、審判しんぱんに、リフォストラトン、エウレイのことばにガウワファとづくるところせり。 14 その逾越節パスハそなへにして、ときおよそろくなり。ピラト イウデヤじんふ、よ、なんぢわうなり。 15 しかれどもかれさけびてへり、これれ、これれ、じふていせよ。ピラトかれふ、なんぢわうていせんか。さいしょちゃうこたへてへり、われにはケサリのほかわうなし。 16 そのときピラトかれじふていせんためわたせり。かれイイススをりて、けり。 17 かれおのれじふひ、でて、髑髏されかうべところ、エウレイのことばにゴルゴファとづくるところいたれり。 18 彼處かしこりてかれじふていせり、また二人ふたりかれともていせり、ひとりみぎひとりひだり、イイススなかり。 19 ピラトふだしるして、じふうへけり、しるしていはく、イイスス ナゾレイ、イウデヤじんわうと。 20 イウデヤじんおほくのものふだめり、けだしイイススのていせられしところまちちかかりき、そのふだエウレイ、グレチヤ、ロマの文をもっしょされたり。 21 イウデヤじんさいしょちゃうはピラトにへり、イウデヤじんわうしるなかれ、すなはちかれみづから、われはイウデヤじんわうなりとへり、としるせ。 22 ピラトこたへてへり、しるししことはしるせり。 23 兵卒へいそつはイイススをていせしのちその外衣うはぎり、これぶんして、おのおのいちぶんたり、また裏衣したぎれり、裏衣したぎぬひめなく、うへよりまったりたるものなり。 24 ゆゑかれあひかたりてへり、これかずして、これためくじすべし、たれこれるをん、せいしょしるして、とも外衣うはぎわかち、裏衣したぎくじせりと、ふにかなふをいたす、兵卒へいそつおこなへり。 25 イイススのははと、ははまいクレヲパのつまマリヤと、マリヤ マグダリナと、そのじふかたはらてり。 26 イイススはそのははおよあいするところもんここてるをて、ははふ、をんなよ、よ、なんぢなり。 27 ぎてもんふ、よ、なんぢははなり。そのときよりもんかれおのれいへれり。 28 そののちイイスス一切いっさいことすでりたるをりて、せいしょかなひてふ、われかわく。 29 彼處かしこ滿ちたるうつはけるあり、兵卒へいそつかいじゅうひたし、牛膝草イッソプつかねて、かれくちおくれり。 30 イイススけしのちいはく、れり。すなはちかうべしてしん゜をわたせり。 31 その備節そなへにして、かれ安息日スボタおほいなるなるにりて、イウデヤじん安息日スボタしかばねじふとどめざらんため、ピラトに、かれはぎりて、しかばねおろさんことをへり。 32 ゆゑ兵卒へいそつきたりてかれともじふていせられしだいいちものはぎり、だいものにもまたしかせり。 33 イイススにきたりて、そのすでしたるをたれば、かれはぎらざりき、 34 しかれども一人ひとり兵卒へいそつほこもって、そのわきせり、たちまちみづでたり。 35 ものしょうせり、そのしょうまことなり、かれところまことなるをる、なんぢをしてしんぜしめんためなり。 36 けだしくのことりしは、せいしょかなふをいたす、いはく、そのほねられざらんと。 37 せいしょへんまたふ、かれそのししものんと。 38 そののちアリマフェヤのひとイオシフ、イイススのもんにして、ただイウデヤじんおそるるにりて、みづかかくしたるものは、ピラトにイイススのしかばねるをゆるさんことをへり、ピラトこれゆるしたれば、かれきたりてイイススのしかばねれり。 39 またニコディム、さきかんイイススにきたりしものは、沒藥もつやくくわいとをあはせたるものおよそひゃくきんたづさきたれり。 40 かれイイススのしかばねり、ぬのもって、かうれうともこれつつめり、イウデヤじんはうむりれいごとし。 41 かれじふていせられしところそのあり、そのうちいまかつひとはうむられざるあらたなるはかあり。 42 そのはイウデヤじん備節そなへなるにりて、イイススを彼處かしこきたり。はかちかかりしゆゑなり。

No comments: