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第91聖詠

第十三カフィズマ
1 詠えい。スボタの日ひに用もちゐる歌うた。 2 至し上じゃう者しゃよ、主しゅを讚さん詠えいし、 3 爾なんぢの名なに歌うたひ、爾なんぢの憐あはれみを朝あさに宣のべ、爾なんぢの眞しんを夜よるに宣のべ、 4 之これを宣のぶるに一いち絃げんの樂がく器きと琴きんとを以もってし、歌うたと瑟しつとを以もってするは美びなる哉かな。 5 蓋けだし主しゅよ、爾なんぢは爾なんぢの作さく爲ゐを以もって我われを樂たのしませたり、我われ爾なんぢが手ての工作しわざを歡よろこび樂たのしむ。 6 主しゅよ、爾なんぢの工作しわざは何なんぞ大おほいなる、爾なんぢの思念おもひは極きはめて深ふかし。 7 不ふ知ちなる人ひとは之これを知しらず、愚おろかなる者ものは之これを悟さとらず。 8 惡あく者しゃは草くさの如ごとく生しゃうじ、不ふ法はふを行おこなふ者ものは花はなさけども永ながく亡ほろぶ、 9 唯ただ爾なんぢ主しゅよ、永えい遠ゑんに高たかし。 10 蓋けだし視みよ、主しゅよ、爾なんぢの敵てき、視みよ、爾なんぢの敵てきは滅ほろび、凡およそ不ふ法はふを行おこなふ者ものは散さんず、 11 然しかれども我わが角つのは、爾なんぢ之これを兕のうしの角つのの如ごとくに擧あぐ、我われ新あらたなる膏あぶらを傅つけられたり、 12 我わが目めは我わが敵てきを見み、我わが耳みみは起たちて我われを攻せむる惡あく者しゃの事ことを聞きく。 13 義ぎ人じんは繁しげること棕しゅ櫚ろの如ごとく、高たかくなることリワンの栢はく香かう木ぼくの如ごとし。 14 彼かれ等らは主しゅの宮みやに植うゑられて、我わが神かみの庭にはに榮さかゆ、 15 彼かれ等らは老おいても實みを結むすび、潤うるほひあり、且かつ新あらたにして、 16 主しゅ吾わが防固かための義ぎにして、其その中うちに不ふ義ぎなきを表あらはすを致いたす。