(ダワィドの詠。其國の治る時に此を作れり。)
1 主は王たり、地は歡ぶべし、多數の島は樂むべし。
2 雲と闇冥とは彼を環る、公義と審判とは其寶座の基なり。
3 火は其前に行き、四周に其敵を焚く。
4 其電は世界を照し、地は見て震ふ。
5 山は蝋の如く主の顏に緣りて融け、全地の主の顏に緣りて融く。
6 諸天は其義を傳へ、萬民は其光榮を觀る。
7 凡そ刻める像に事ふる者、偶像を以て自ら誇る者は羞を蒙るべし。彼の悉くの天使は彼を拜すべし。
8 主よ、シオンは聞きて悅び、イウダの女は皆爾の審判に因りて樂む。
9 蓋主よ、爾は全地より高く、諸神に愈りて貴し。
10 主を愛する者よ、惡を惡め。彼は其聖人の靈を護り、之を惡者の手より脫れしむ。
11 光は義人を照らし、樂は心の正しき者に注がる。
12 義人よ、主の爲に悅べ、其聖を思ひて讚美せよ。