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第71聖詠

ソロモンの事こと。(ダワィドの詠えい)
1 神かみよ、爾なんぢの裁さい判ばんを王わうに賜たまひ、爾なんぢの義ぎを王わうの子こに賜たまへ、 2 裁さい判ばんの時とき彼かれに義ぎを以もって爾なんぢの民たみと爾なんぢの貧まづしき者ものとを判さばかしめよ。 3 願ねがはくは山やまは民たみに平へい安あんを施ほどこし、邱をかは義ぎを施ほどこさん、 4 願ねがはくは彼かれは民たみの貧まづしき者ものを判さばき、乏とぼしき者ものの子こを救すくひ、暴虐しへたげ者びとを抑おさへん。 5 日じつ月げつの在ある間あひだ、人ひと々びと爾なんぢを世よ世よに畏おそれん。 6 彼かれは芟かりたる草くさ場ばに降くだる雨あめの如ごとく、土つちを潤うるほす雨滴したたりの如ごとく降くだらん。 7 彼かれの日ひには義ぎ人じん榮さかえ、多おほくの平へい安あんありて月つきの畢をはるに至いたらん。 8 彼かれは宰つかさどること海うみより海うみに至いたり、河かはより地ちの極はてに至いたらん。 9 曠くわう野やに居をる者ものは彼かれの前まへに俯ふ伏ふくし、彼かれの敵てきは塵ちりを餂なめん。 10 ファルシスと島しま々じまとの諸しょ王わうは貢みつぎを彼かれに獻ささげ、アラワィヤとサワとの諸しょ王わうは禮れい物もつを奉たてまつらん。 11 列れつ王わう彼かれに伏ふく拜はいし、萬ばん民みん彼かれに奉ほう事じせん、 12 蓋けだし彼かれは貧まづしき者ものと呼よぶ者ものと苦くるしめられて助たすけなき者ものとを援たすけん。 13 彼かれは貧まづしき者ものと乏とぼしき者ものとを憐あはれみ、乏とぼしき者ものの靈たましひを救すくはん、 14 其その靈たましひを詭詐いつはりと暴虐しへたげより援たすけん、其その血ちは彼かれの目めの前まへに寶たからとならん。 15 彼かれは生せい活かつせん、人ひと々びとアラワィヤの金きんを以もって彼かれに饋おくり、恒つねに彼かれの爲ために祈き禱たうし、日ひ日び彼かれを崇あがめ讚ほめん。 16 地ちには穀こく物もの豐ゆたかならん、山やまの頂いただきには其その穗ほの搖うごくことリワンの林はやしの如ごとく、城邑まちには人ひとの殖ふゆること地ちの草くさの如ごとくならん。 17 彼かれの名なは崇あがめ讚ほめられて世よ世よに至いたらん、日ひの在ある間あひだは彼かれの名な傳つたはらん、地ち上じゃうの萬ばん族ぞくは彼かれに緣よりて福ふくを獲え、萬ばん民みんは彼かれを稱しょう讚さんせん。 18 主しゅ神かみ、イズライリの神かみ、獨ひとり奇き迹せきを行おこなふ者ものは崇あがめ讚ほめらる、 19 彼かれの光くわう榮えいの名なも世よ世よに崇あがめ讚ほめらる、全ぜん地ちは彼かれの光くわう榮えいに滿みてられん。アミン、アミン。
 イエセイの子こダワィドの祈き禱たう畢をはれり。