26_02

第13聖詠

伶れい長ちゃうに歌うたはしむ。ダワィドの詠えい。
1 無ぶむ知ちなる者ものは其その心こころに神かみなしと謂いへり。彼かれ等らは自みづから壞やぶれ、憎にくむべき事ことを行おこなへり、善ぜんを爲なす者ものなし。 2 主しゅは天てんより人ひとの諸しょ子しを臨のぞみ、或あるひは智ちの明あきらかにして、神かみを求もとむる者ものありやを見みんと欲ほっす。 3 皆みな迷まよひ、均ひとしく無む用ようと爲なれり、善ぜんを行おこなふ者ものなし、一いつも亦またなし。 4 凡およそ不ふ法はふを行おこなひ、餅ぱんを食くらふが如ごとく、我わが民たみを食くらひ、及および主しゅを呼よばざる者もの、豈あに悟さとらずや。 5 彼かれ等らは懼おそれなき處ところに懼おそれん、蓋けだし神かみは義ぎ人じんの族ぞくにあり。 6 爾なんぢ等らは貧ひん者じゃの意おもひに、主しゅは彼かれの恃たのみなりと、謂いふを嘲あざけりたり。 7 誰たれかシオンより救すくひをイズライリに與あたへん。主しゅが其その民たみの虜とりこを返かへさん時とき、イアコフは喜よろこびイズライリは樂たのしまん。