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第110聖詠

アリルイヤ 1 主しゅよ、我われ心こころを全まったうして爾なんぢを義ぎ者しゃの集しう議ぎの中うち、及および會くわいの中うちに讚さん榮えいす。 2 主しゅの所爲しわざは大おほいにして、凡およそ之これを愛あいする者ものの爲ために慕したふべし。 3 其その所爲しわざは光くわう榮えいなり、美び麗れいなり、其その義ぎは永ながく存そんす。 4 彼かれは其その奇き迹せきを忘わする可べからざる者ものと爲なせり、主しゅは慈じ憐れんにして鴻こう恩おんなり。 5 彼かれは己おのれを畏おそるる者ものに糧かてを與あたへ、永ながく其その約やくを記き念ねんす。 6 彼かれは其その所爲しわざの力ちからを其その民たみに顯あらはせり、之これに異い邦はう人じんの嗣し業げふを與あたへん爲ためなり。 7 其その手ての所爲しわざは眞しん實じつなり、公こう義ぎなり、其その悉ことごとくの誡いましめは正ただしく、 8 世よ世よに堅けん固ごにして、眞しん實じつと正せい直ちょくとを基もとゐと爲なせり。 9 彼かれは其その民たみに救すくひを遣つかはし、其その約やくを永えい遠ゑんに立たてたり。其その名なは聖せいにして畏おそるべし。 10 智ち慧ゑの始はじめは主しゅを畏おそるる畏おそれなり、其その誡いましめを守まもる者ものは皆みな明めい智ちなり。其その讚さん美びは永ながく存そんせん。