26_02

第7聖詠

1 悲ひ哀あいの歌うた、ダワィドがワェニアミンの族ぞくフスの事ことに因よりて主しゅに謳おう歌かせし所ところなり。 2 主しゅ我わが神かみよ、我われ爾なんぢを賴たのむ、我われを悉ことごとくの窘きん逐ちく者しゃより救すくひて、我われを援たすけ給たまへ。 3 願ねがはくは彼かれは獅ししの如ごとく我わが靈たましひを抜ぬきて、援たすけ救すくふ者ものなき時ときの如ごとく之これを擘つんざかざらん。 4 主しゅ我わが神かみよ、若もし我われ何なに事ごとをか爲なし、若もし我わが手てに不ふ義ぎあり、 5 若もし我われ、故ゆゑなく我わが敵てきとなりし人ひとをも救すくひしに、我われと親したしみある者ものに惡あくを報むくいしならば、 6 願ねがはくは敵てきは我わが靈たましひを追おひて之これを執とらへ、我わが生命いのちを地ちに蹂ふみにじり、我わが榮さかえを塵ちりに擲なげうたん。 7 主しゅよ、爾なんぢの怒いかりを以もって興おき、我わが敵てきの暴ばう虐ぎゃくに向むかへ、我わが爲ために起おきて、爾なんぢが定さだめし審判しんぱんを行おこなひ給たまへ、 8 萬ばん民みん爾なんぢを環めぐらん、爾なんぢ其その上うへの高處たかみに升のぼり給たまへ。 9 主しゅは衆しゅう民みんを審判しんぱんす。主しゅよ、我われの義ぎと我われの玷きずなきに循したがひて我われを審判しんぱんせよ。 10 願ねがはくは惡あく者しゃの残ざん害がいは絶たたれん、義ぎ人じんは爾なんぢ之これを固かためよ、義ぎなる神かみよ、爾なんぢは人ひとの心しん腹ぷくを試こころみればなり。 11 我われの盾たては心こころ正ただしき者ものを救すくふ神かみに在あり。 12 神かみは義ぎ且かつ勇いう毅きにして寛くわん忍にんなる審判しんぱん者しゃなり、 13 又また神かみは人ひと反はん正せいせざれば、日ひ日びに嚴きびしく糺ただす者ものなり。彼かれは其その劔つるぎを礪とぎ、其その弓ゆみを張はりて之これを向むけ、 14 是これが爲ために死しの器うつはを備そなへ、其その矢やを以もって火ひ箭やと爲なす。 15 視みよ、惡あく者しゃは不ふ義ぎを宿やどし、残ざん害がいを孕はらみ、己おのれの爲ために詐譌いつはりを生うめり、 16 阱おとしあなを掘ほり、之これを掘ほり竣をはりて、自みづから設まうけし穴あなに陷おちいれり、 17 其その残ざん害がいは其その首かうべに歸かへり、其その暴ばう虐ぎゃくは其その頂いただきに落おちん。 18 我われ主しゅの義ぎに因よりて之これを崇あがめ讚ほめ、至し上じゃうなる主しゅの名なを讚ほめ歌うたふ。