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第79聖詠

1 伶れい長ちゃうにソサンニム、エドゥフの樂がく器きを以もって歌うたはしむ。アサフの詠えい。 2 イズライリの牧ぼく者しゃよ、耳みみを傾かたぶけよ、イオシフを羊ひつじの如ごとく導みちびく者もの、ヘルワィムに坐ざする者ものよ、己おのれを顯あらはせ。 3 エフレムとワェニアミンとマナシヤとの前まへに爾なんぢの力ちからを興おこし、來きたりて我われ等らを救すくひ給たまへ。 4 神かみよ、我われ等らを起おこし給たまへ、願ねがはくは爾なんぢの顏かんばせは光ひかり、我われ等らは救すくはれん。 5 主しゅ、萬ばん軍ぐんの神かみよ、爾なんぢの民たみの禱いのりを怒いかるは何いづれの時ときに至いたるか。 6 爾なんぢ彼かれ等らに涙なみだの餅ぱんを食くらはしめ、彼かれ等らに涙なみだを飮のましめしこと孔はなはだ多おほし。 7 爾なんぢ我われ等らを隣となりの爭あらそひの端たんとなし、我わが敵てきは我われ等らを嘲あざける。 8 萬ばん軍ぐんの神かみよ、我われ等らを起おこし給たまへ、願ねがはくは爾なんぢの顏かんばせは光ひかりり、我われ等らは救すくはれん。 9 爾なんぢはエギペトより葡ぶ萄だうの樹きを移うつし、諸しょ民みんを逐おひ出いだして之これを植うゑ付つけたり、 10 爾なんぢは之これが爲ために土つちを闢ひらき、其その根ねを固かためたり、彼かれは地ちに蔓はびこれり。 11 其その蔭かげは諸しょ山ざんを蔽おほへり、其その枝えだは神かみの栢はく香かう木ぼくの如ごとし、 12 彼かれは其その枝えだを海うみまで展のばし、其その芽めを河かはまで展のばせり。 13 爾なんぢは何爲なんすれぞ其その藩まがきを毀こぼち、凡およそ路みちを過すぐる者ものに之これを摘つましむる。 14 林はやしの豕ゐのこは之これを掘ほり、野のの獸けものは之これを食はむ。 15 萬ばん軍ぐんの神かみよ、面おもてを返かへし、天てんより臨のぞみ觀みて、斯この葡ぶ萄だう園ゑんに降くだり、 16 爾なんぢが右みぎの手ての植うゑ付つけし者ものと、爾なんぢが己おのれの爲ために定さだめし芽めとを護まもり給たまへ。 17 彼かれは已すでに火ひに焚やかれ、已すでに伐きられたり、爾なんぢが顏かんばせの恐嚇おどしに因よりて亡ほろびん。 18 願ねがはくは爾なんぢの手ては爾なんぢが右みぎの手ての人ひとの上うへ、爾なんぢが己おのれの爲ために定さだめし人ひとの子この上うへに在あらん。 19 我われ等らも爾なんぢより離はなれざらん、我われ等らを生いかし給たまへ、然しかせば我われ等ら爾なんぢの名なを呼よばん。 20 主しゅ、萬ばん軍ぐんの神かみよ、我われ等らを起おこし給たまへ、願ねがはくは爾なんぢの顏かんばせは光ひかり、我われ等らは救すくはれん。