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第53聖詠

1 伶れい長ちゃうに琴ことを弾ひきて歌うたはしむ。ダワィドの教けう訓くん。 2 ジフェイ人じん來きたりてサウルに告つげて、ダワィド我われ等らの處ところに匿かくるるに非あらずやと、言いひし後のちに此これを作つくれり。 3 神かみよ、爾なんぢの名なを以もって我われを救すくひ、爾なんぢの力ちからを以もって我われを判さばき給たまへ。 4 神かみよ、我わが禱いのりを聽きき、我わが口くちの言ことばを聆きき納いれ給たまへ、 5 蓋けだし外ぐわい人じんは起たちて我われを攻せめ、強つよき者ものは我わが靈たましひを覓もとむ、彼かれ等らは神かみを己おのれの前まへに置おかず。 6 視みよ、神かみは我われの援助たすけなり、主しゅは我わが靈たましひを固かため給たまふ。 7 彼かれは我わが敵てきに其その惡あくを報むくいん、爾なんぢの眞しん實じつを以もって彼かれ等らを滅ほろぼし給たまへ。 8 主しゅよ、我われ心こころを盡つくして爾なんぢに祭まつりを獻ささげ、爾なんぢの名なを讚ほめ揚あげん、其その善ぜんなるを以もってなり、 9 蓋けだし爾なんぢは我われを諸もろもろの艱かん難なんより救すくひ給たまへり、我わが目めは我われの敵てきを見みたり。