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第92聖詠

(ダワィドの讚さん歌か。スボタの前ぜん日じつ、卽すなはち地ちの生せい殖しょくせられし日ひに用もちゐる所ところ。)
1 主しゅは王わうたり、彼かれは威ゐ嚴げんを衣きたり、主しゅは能のう力りょくを衣き、又また之これを帶おびにせり、故ゆゑに世せ界かいは堅けん固ごにして動うごかざらん。 2 爾なんぢの寶はう座ざは古いにしへより堅かたく立たち、爾なんぢは世よ世よの前さきより在いませり。 3 諸しょ川せん聲こゑを騰あげ、主しゅよ、諸しょ川其せんの聲こゑを騰あげ、諸しょ川せん其その波なみを騰あぐ。 4 然しかれども主しゅが最いと高たかきに於おいて強つよきは、多おほくの水みづの聲こゑに勝まさり、海うみの強つよき浪なみに勝まされり。 5 爾なんぢの啓けい示しは誠まことに正ただし。主しゅよ、聖せい徳とくは爾なんぢの家いへに屬ぞくして永えい遠ゑんに至いたらん。