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第118聖詠

第十七カフィズマ
(アリルイヤ) 1 道みちに玷きずなくして、主しゅの律りっ法ぱふを履ふみ行おこなふ者ものは福さいはひなり。 2 主しゅの啓けい示しを守まもり、心こころを盡つくして彼かれを尋たづぬる者ものは福さいはひなり。 3 彼かれ等らは不ふ法はふを作なさずして、主しゅの道みちを行ゆく。 4 爾なんぢは爾なんぢの命めいを固かたく守まもらんことを命めいぜり。 5 鳴あ呼あ願ねがはくは我わが道みちは爾なんぢの律おきてを守まもるに向むかはん、 6 其その時とき我われ爾なんぢが悉ことごとくの誡いましめを視みて羞はぢざらん、 7 我われ爾なんぢが義ぎの定さだめを學まなび、心こころの直なほきを以もって爾なんぢを讚さん榮えいせん。 8 我われ爾なんぢの律おきてを守まもらん、我われを全まったく棄すつる毋なかれ。 9 少せう者しゃは何なにを以もって己おのれの道みちを潔いさぎよくせん、爾なんぢの言ことばに循したがひて己おのれを修をさむるを以もってす。 10 我われ心こころを盡つくして爾なんぢを尋たづぬ、我われに爾なんぢの誡いましめを避さくるを容ゆるす毋なかれ。 11 我われ爾なんぢの言ことばを我わが心こころに藏をさめたり、爾なんぢの前まへに罪つみを犯おかさざらん爲ためなり。 12 主しゅよ、爾なんぢは崇あがめ讚ほめらる、爾なんぢの律おきてを我われに訓をしへ給たまへ。 13 我われ我わが口くちを以もって爾なんぢが口くちの悉ことごとくの定さだめを傳つたへたり。 14 我われ爾なんぢが啓けい示しの道みちを悅よろこぶこと諸もろもろの貨財たからを悅よろこぶが如ごとし。 15 我われ爾なんぢの誡いましめを考かんがへ、爾なんぢの路みちを仰あふぐ。 16 我われ爾なんぢの律おきてを以もって慰なぐさめとなし、爾なんぢの言ことばを忘わすれず。 17 爾なんぢの僕ぼくに憐あはれみを顯あらはし給たまへ、然しかかせば我われ生いきて爾なんぢの言ことばを守まもらん。 18 我わが目めを啓ひらき給たまへ、然しかかせば我われ爾なんぢが律りっ法ぱふの奇き蹟せきを觀みん。 19 我われ地ちに在ありて旅客たびびとなり、爾なんぢの誡いましめを我われに隱かくす毋なかれ。 20 我わが靈たましひ恒つねに爾なんぢの定さだめを望のぞみて憊つかれたり。 21 爾なんぢは誇ほこる者もの、詛のろはれし者もの、爾なんぢの誡いましめに逆さかふ者ものを抑をさへたり。 22 侮あなどりと辱はづかしめとを我われより除のぞき給たまへ、我われ爾なんぢの啓けい示しを守まもればなり。 23 牧ぼく伯はくは坐ざして我われを謀はかる、惟ただ爾なんぢの僕ぼくは爾なんぢの律おきてを考かんがふ。 24 爾なんぢの啓けい示しは我われの慰なぐさめなり。爾なんぢの律おきては我われの共きょう議ぎ者しゃなり。 25 我わが靈たましひ塵ちりに投なげられたり、爾なんぢの言ことばに循したがひて我われを生いかし給たまへ。 26 我われ我わが道みちを陳のべしに、爾なんぢ我われに聞きけり、爾なんぢの律おきてを我われに訓をしへ給たまへ。 27 我われに爾なんぢが命めいの道みちを悟さとらしめ給たまへ、然しかかせば我われ爾なんぢの奇き蹟せきを考かんがへん。 28 我わが靈たましひは憂うれひに依よりて銷きゆ、爾なんぢの言ことばに循したがひて我われを固かため給たまへ。 29 詭詐いつはりの道みちを我われより遠とほざけ、爾なんぢの律りっ法ぱふを我われに授さづけ給たまへ。 30 我われ眞しん實じつの道みちを擇えらび、爾なんぢの定さだめを我わが前まへに置おけり。 31 主しゅよ、爾なんぢの啓けい示しを恋したへり、我われに羞はぢを得えしむる毋なかれ。 32 爾なんぢ我わが心こころを廣ひろめん時とき、我われ爾なんぢが誡いましめの道みちを趨はしらん。 33 主しゅよ、爾なんぢが律おきての道みちを我われに示しめし給たまへ、然しかかせば我われ終をはりに至いたるまで之これに依よらん。 34 我われを悟さとらせ給たまへ、然しかせば我われ爾なんぢの律りっ法ぱふに遵したがひ、心こころを盡つくして之これを守まもらん。 35 我われを爾なんぢが誡いましめの道みちに立たて給たまへ、蓋けだし我われ之これを慕したへり。 36 我わが心こころを爾なんぢの啓けい示しに傾かたぶかしめ給たまへ、貪むさぼりに傾かたぶかしむる毋なかれ。 37 我わが目めを轉てんじて虛むなしきことを見みざらしめよ、我われを爾なんぢの途みちに生いかし給たまへ。 38 爾なんぢの言ことばを爾なんぢの僕ぼくに固かためよ、彼かれ爾なんぢの前まへに愼つつしめばなり。 39 我わが懼おそるる侮あなどりを除のぞき給たまへ、爾なんぢの定さだめは仁じん慈じなればなり。 40 視みよ、我われ爾なんぢの命めいを慕したへり、爾なんぢの義ぎを以もって我われを生いかし給たまへ。 41 主しゅよ、願ねがはくは爾なんぢの憐あはれみは我われに至いたり、爾なんぢの言ことばに循したがひて爾なんぢの救すくひは我われに至いたらん、 42 然しからば我われを侮あなどる者ものには、我われ對こたふるを得えん、我われ爾なんぢの言ことばを恃たのめばなり。 43 我わが口くちより眞しん實じつの言ことばを全まったく離はなす毋なかれ、我われ爾なんぢの定さだめを恃たのめばなり、 44 然しかからば我われ常つねに爾なんぢの律りっ法ぱふを守まもりて世よ世よに至いたらん。 45 我われ自じ由いうにして行ゆかん、爾なんぢの命めいを求もとめたればなり。 46 我われ諸しょ王わうの前まへに爾なんぢの啓けい示しを言いひて耻はぢざらん。 47 我われ愛あいする所ところの爾なんぢの誡いましめを以もって慰なぐさめとせん。 48 我わが手てを愛あいする所ところの爾なんぢの誡いましめに伸のべて、爾なんぢの律おきてを考かんがへん。 49 爾なんぢの僕ぼくに賜たまひし言ことばを記き憶おくせよ、爾なんぢ我われに之これを恃たのまんことを命めいぜしによる。 50 爾なんぢが言ことばの我われを生いかすは、斯これ我わが患くわん難なんの時ときには我われの慰なぐさめなり。 51 誇ほこる者ものは大いたく我われを譏そりれり、然しかれども我われ爾なんぢの律りっ法ぱふを離はなれざりき。 52 主しゅよ、我われ爾なんぢが古こ世せいよりの定さだめを記き憶おくして自みづからを慰なぐさめたり。 53 我われ惡あく人にん等らが爾なんぢの律りっ法ぱふを棄すつるを見みて驚おどろき懼おそる。 54 我わが旅たびする處ところに於おいて爾なんぢの律おきては我われの歌うたとなれり。 55 主しゅよ、我われ夜や中ちゅう爾なんぢの名なを記き憶おくし、爾なんぢの律りっ法ぱふを守まもれり。 56 是これ我わが物ものとなれり、我われ爾なんぢの命めいを守まもるに緣よる。 57 我われ謂いへり、主しゅよ、爾なんぢの言ことばを守まもるは我われの分ぶんなり。 58 我われ心こころを盡つくくして爾なんぢに禱いのれり、爾なんぢの言ことばに循したがひて我われを憐あはれみ給たまへ。 59 我われ我わが道みちを考かんがへ、我わが足あしを爾なんぢの啓けい示しに旋めぐらせり。 60 我われ爾なんぢの誡いましめを守まもること速すみやかにして遲おそからざりき。 61 惡あく人にんの網あみ我われを圍かこみたれども、我われ爾なんぢの律りっ法ぱふを忘わすれざりき。 62 我われ夜や半はんに興おきて、爾なんぢが義ぎなる定さだめの爲ために爾なんぢを讚さん榮えいせり。 63 凡およそ爾なんぢを畏おそれて爾なんぢの命めいを守まもる者ものは、我われ之これと儔ともたり。 64 主しゅよ、地ちは爾なんぢの憐あはれみに滿みちたり、爾なんぢの律おきてを我われに晦をしへ給たまへ。 65 主しゅよ、爾なんぢは已すでに爾なんぢの言ことばに循したがひて善ぜんを爾なんぢの僕ぼくに行おこなへり。 66 我われに善よき明悟さとりと智ち慧ゑとを晦をしへ給たまへ、我われ爾なんぢの誡いましめを信しんずればなり。 67 我わが苦くるしみの先さきに我われ迷まよへり、今いまは爾なんぢの言ことばを守まもる。 68 主しゅよ、爾なんぢは善ぜんにして善ぜんを行おこなふ者ものなり、爾なんぢの律おきてを我われに誨をしへ給たまへ。 69 誇ほこる者ものは謊いつはりを編あみて我われを攻せむ、唯ただ我われ心こころを盡つくして爾なんぢの命めいを守まもらん。 70 彼かれ等らの心こころは肥こえたること脂あぶらの如ごとし、惟ただ我われ爾なんぢの律りっ法ぱふを以もって慰なぐさめとなす。 71 我わが爾なんぢの律おきてを學まなばん爲ために苦くるしみしは、我われの爲ために善ぜんなり。 72 爾なんぢが口くちの律りっ法ぱふは我わが爲ために金きん銀ぎん千せん千せんよりも貴たっとし。 73 爾なんぢの手て我われを造つくり、我われを設まうけたり、我われに悟さとらせ給たまへ、然しかせば我われ爾なんぢの誡いましめを學まなばん。 74 爾なんぢを畏おそるる者ものは我われを見みて、我わが爾なんぢの言ことばを恃たのめるを喜よろこばん。 75 主しゅよ、我われ爾なんぢが定さだめの義ぎなるを知しる、爾なんぢ義ぎを以もって我われを罰ばつせり。 76 願ねがはくは爾なんぢの憐あはれみは爾なんぢの僕ぼくに賜たまひし言ことばに循したがひて我われの慰なぐさめとならん。 77 願ねがはくは爾なんぢの憐あはれみは我われに至いたらん、然しからば我われ生いきん、蓋けだし爾なんぢの律りっ法ぱふは我われの慰なぐさめなり。 78 願ねがはくは誇ほこる者ものは辱はづかしめられん、蓋けだし彼かれ等ら故ゆゑなくして我われを攻せむ、我われ爾なんぢの命めいを考かんがふ。 79 願ねがはくは爾なんぢを畏おそれて爾なんぢの啓けい示しを識しる者ものは我われに向むかはん。 80 願ねがはくは我わが心こころ爾なんぢの律おきてに玷きずなからん、我わが耻はぢを得えざらん爲ためなり。 81 我わが靈たましひ爾なんぢの救すくひを慕したひて銷きゆ、我われ爾なんぢの言ことばを恃たのむ。 82 我わが目めは爾なんぢの言ことばを俟まちて銷きゆ、我われ謂いふ、爾なんぢ何いづれの時ときに我われを慰なぐさめんか。 83 我われは革かは嚢ぶくろの烟けむりの中うちに在あるが如ごとし、然しかれども爾なんぢの律おきてを忘わすれざりき。 84 爾なんぢが僕ぼくの日ひは幾何いくばくかある、爾なんぢ何いづれの時ときに我われを窘きん逐ちくする者ものを審しん判ぱんせんか。 85 誇ほこる者ものは爾なんぢの律りっ法ぱふに悖もとりて、我わが爲ために阱おとしあなを掘ほれり。 86 爾なんぢの誡いましめは皆みな眞しん實じつなり、彼かれ等ら不ふ義ぎを以もって我われを窘きん逐ちくす、我われを助たすけ給たまへ。 87 彼かれ等ら幾ほとんど我われを地ちに滅ほろぼせり、然しかれども我われ爾なんぢの命めいを棄すてざりき。 88 爾なんぢの憐あはれみに依よりて我われを生いかし給たまへ、然しかせば我われ爾なんぢが口くちの啓けい示しを守まもらん。 89 主しゅよ、爾なんぢの言ことばは永ながく天てんに固かためられたり、 90 爾なんぢの眞しん實じつは世よ世よに在あり、爾なんぢ地ちを立たてしに、地ち卽すなはち立たつ。 91 爾なんぢの定さだめに循したがひて皆みな立たちて今いまに至いたる、蓋けだし皆みな爾なんぢに務つとむるなり。 92 若もし爾なんぢの律りっ法ぱふ我われの慰なぐさめとならざりしならば、我われは我わが禍わざはひの中うちに亡ほろびしならん。 93 我われ永ながく爾なんぢの命めいを忘わすれざらん、爾なんぢ此これを以もって我われを生いかせばなり。 94 我われ爾なんぢに屬ぞくす、我われを救すくひ給たまへ、我われ爾なんぢの命めいを求もとめたればなり。 95 惡あく人にんは我われを伺うかがひて滅ほろぼさんと欲ほっす、惟ただ我われ爾なんぢの啓けい示しを究きはむ。 96 我われ凡およその完くわん全ぜんの限かぎりを見みたり、惟ただ爾なんぢの誡いましめは廣ひろきこと測はかり難がたし。 97 我われ幾何いくばくか爾なんぢの律りっ法ぱふを愛あいする、我われ終しゅう日じつ之これを考かんがふ。 98 爾なんぢの誡いましめを以もって爾なんぢ我われを我わが敵てきより智ちならしめたり、蓋けだし此これ常つねに我われと偕ともにす。 99 我われの知ち識しきは我わが都すべての教けう師しに逾こえたり、我われ爾なんぢの啓けい示しを考かんがふればなり。 100 我われの多た識しきは老らう人じんに勝まさる、我われ爾なんぢの命めいを守まもればなり。 101 我われ悉ことごとくの惡あしき道みちに我わが足あしを禁きんず、爾なんぢの言ことばを守まもらん爲ためなり。 102 我われ爾なんぢの定さだめを避さけず、爾なんぢ我われを訓をしふればなり。 103 爾なんぢの言ことばは我わが喉のんどに幾何いくばくか甘あまき、我わが口くちには蜜みつよりも甘あまし。 104 我われ爾なんぢの命めいを以もって諭さとされたり、故ゆゑに悉ことごとくの詐いつはりの道みちを疾にくむ。 105 爾なんぢの言ことばは我わが足あしの燈ともしび、我わが路みちの光ひかりなり。 106 我われ爾なんぢの義ぎなる定さだめを守まもらんことを盟ちかへり、卽すなはち之これを成なさん。 107 主しゅよ、我われ痛いたく迫はく害がいせられたり、爾なんぢの言ことばに循したがひて我われを生いかし給たまへ。 108 主しゅよ、我わが口くちの自じ由いうなる獻けん祭さいを受うけんことを悅よろこびて、我われに爾なんぢの定さだめを誨をしへ給たまへ。 109 我わが靈たましひは常つねに我わが手てに在あり、然しかれども我われ爾なんぢの律りっ法ぱふを忘わすれず。 110 惡あく人にんは我わが爲ために網あみを張はれり、然しかれども我われ爾なんぢの命めいを避さけざりき。 111 我われ爾なんぢの啓けい示しを永ながき嗣し業げふとして受うけたり、蓋けだし此これ我わが心こころの樂たのしみなり。 112 我われ我わが心こころを傾かたぶけ、永ながく爾なんぢの律おきてを行おこなひて終をはりに迄いたらん。 113 我われ人ひとの虛きょ説せつを疾にくみ、惟ただ爾なんぢの律りっ法ぱふを愛あいす。 114 爾なんぢは我われの帲幪おほひ、我われの盾たてなり、我われ爾なんぢの言ことばを恃たのむ。 115 不ふ法はふの者ものよ、我われを離はなれよ、我われ我わが神かみの誡いましめを守まもらん。 116 爾なんぢの言ことばに循したがひて我われを固かため給たまへ、然しかせば我われ生いきん、我わが望のぞみに於おいて我われを辱はづかしむる毋なかれ。 117 我われを助たすけ給たまへ、然しかせば我われ救すくひを得え、恒つねに爾なんぢの律おきてを顧かへりみん。 118 凡およそ爾なんぢの律おきてに離はなるる者ものは爾なんぢ之これを仆たふす、蓋けだし彼かれ等らの謀はかは詭いつはりなり。 119 凡およそ地ちの惡あく人にんは之これを鐵かな滓かすの如ごとくに除のぞく、故ゆゑに我われ爾なんぢの啓けい示しを愛あいせり。 120 爾なんぢを畏おそるるに因よりて我わが肉にく體たい慄をののき、我われ爾なんぢの定さだめを懼おそる。 121 我われ定さだめと義ぎとを行おこなへり、我われを我わが窘きん逐ちく者しゃに付わたす毋なかれ。 122 爾なんぢの僕ぼくを護まもりて善ぜんを得えしめ給たまへ、誇ほこる者ものの我われを迫はく害がいせざらん爲ためなり。 123 我わが目めは爾なんぢの救すくひと爾なんぢが義ぎの言ことばとを望のぞみて消きゆ。 124 爾なんぢの憐あはれみに循したがひて爾なんぢの僕ぼくに行おこなひ、爾なんぢの律おきてを我われに誨をしへ給たまへ。 125 我われは爾なんぢの僕ぼくなり、我われに悟さとらせ給たまへ、然しかせば我われ爾なんぢの啓けい示しを識しらん。 126 主しゅに事ことを行おこなふ時とき至いたれり、人ひと爾なんぢの律りっ法ぱふを毀こぼてり。 127 唯ただ我われ爾なんぢの誡いましめを愛あいすること金きんに愈まさり純じゅん金きんに愈まさる。 128 我われ爾なんぢが悉ことごとくの命めいを受うけ認みとめて、皆みな之これを正ただしとなし、悉ことごとくの詭いつはりの途みちを疾にくむ。 129 爾なんぢの啓けい示しは奇き妙めうなり、故ゆゑに我わが靈たましひを守まもる。 130 爾なんぢが言ことばの啓けい發はつは光ひかりを施ほどこし、愚ぐ蒙もうの者ものを悟さとらしむ。 131 我われ口くちを啓ひらきて喘あへぐ、爾なんぢの誡いましめに渇かはけばなり。 132 我われを顧かへりみ、我われを憐あはれみ、爾なんぢの名なを愛あいする者ものに行おこなふが如ごとくせよ。 133 我わが足あしを爾なんぢの言ことばに固かため給たまへ、諸もろもろの不ふ法はふの我われを制せいするを許ゆるす毋なかれ。 134 我われを人ひとの迫はく害がいより救すくひ給たまへ、然しかかせば我われ爾なんぢの命めいを守まもらん。 135 爾なんぢが顏かんばせの光ひかりにて爾なんぢの僕ぼくを照てらし、爾なんぢの律おきてを我われに誨をしへ給たまへ。 136 我わが目めは水みづの流ながれを注そそぐ、人ひと爾なんぢの律りっ法ぱふを守まもらざるに緣よる。 137 主しゅよ、爾なんぢは義ぎなり、爾なんぢの定さだめは正ただし。 138 爾なんぢの命めいじたる啓けい示しは義ぎなり、全まったき眞しん實じつなり。 139 我わが熱ねっ心しんは我われを蝕はむ、我わが敵てき爾なんぢの言ことばを忘わすれしに緣よる。 140 爾なんぢの辞ことばは孔はなはだ清きよし、爾なんぢの僕ぼくは之これを愛あいせり。 141 我われ微び小せうにして卑いやしと雖いえども、爾なんぢの命めいを忘わすれず。 142 爾なんぢの義ぎは永えい遠ゑんの義ぎ、爾なんぢの律りっ法ぱふは眞しん實じつなり。 143 悲かなしみと憂うれひとは我われに及およべり、爾なんぢの誡いましめは我われの慰なぐさめなり。 144 爾なんぢが啓けい示しの義ぎは永えい遠ゑんなり、我われを悟さとらせ給たまへ、然しかせば我われ生いきん。 145 我われ心こころを盡つくして籲よぶ、主しゅよ、我われに聽きき給たまへ、然しかせば我われ爾なんぢの律おきてを守まもらん。 146 爾なんぢを籲よぶ、我われを救すくひ給たまへ、然しかせば我われ爾なんぢの啓けい示しを守まもらん。 147 黎明しののめに先さきだちて籲よび、爾なんぢの言ことばを恃たのむ。 148 我わが目め夜や更かうに先さきだちて寤さむ、爾なんぢの言ことばを究きはめん爲ためなり。 149 主しゅよ、爾なんぢの憐あはれみに依よりて我わが聲こゑを聆きき、爾なんぢの定さだめに依よりて我われを生いかし給たまへ。 150 惡あくを謀はかる者もの邇ちかづけり、彼かれ等らは爾なんぢの律りっ法ぱふに遠とほざかる。 151 主しゅよ、爾なんぢは邇ちかし、爾なんぢが悉ことごとくの誡いましめは眞しん實じつなり。 152 我われ昔むかしより爾なんぢの啓けい示しは、爾なんぢ之これを世よ世よの爲ために立たてしを知しれり。 153 我わが阨わざわひを顧かへりみて我われを遁のがれしめ給たまへ、蓋けだし我われ爾なんぢの律りっ法ぱふを忘わすれず。 154 我わが訴うったへを理をさめて我われを護まもり、爾なんぢの言ことばに循したがひて我われを生いかし給たまへ。 155 救すくひは惡あく人にんに遠とほし、蓋けだし彼かれ等らは爾なんぢの律おきてを求もとめず。 156 主しゅよ、爾なんぢの恩おん澤たくは多おほし、爾なんぢの定さだめに依よりて我われを生いかし給たまへ。 157 我われに窘きん逐ちく者しゃ及および敵てき人じんは多おほし、惟ただ我われ爾なんぢの啓けい示しを離はなれず。 158 我われ悖もとる者ものを見みて憂うれふ、彼かれ等ら爾なんぢの言ことばを守まもらざればなり。 159 視みよ、我われ如何いかに爾なんぢの命めいを愛あいする、主しゅよ、爾なんぢの憐あはれみに依よりて我われを生いかし給たまへ。 160 爾なんぢが言ことばの本もとは眞しん實じつなり、凡およそ爾なんぢが義ぎの定さだめは永えい遠ゑんなり。 161 牧ぼく伯はくは故ゆゑなくして我われを窘きん逐ちくす、唯ただ我わが心こころ爾なんぢの言ことばを懼おそる。 162 我われ爾なんぢの言ことばを悅よろこぶこと大おほいなる利り益えきを獲えし者ものの如ごとし。 163 我われ謊いつはりを疾にくみて之これを忌いみ、惟ただ爾なんぢの律りっ法ぱふを愛あいす。 164 我われ爾なんぢが義ぎの定さだめの爲ために日ひに七次ななたび爾なんぢを讚さん榮えいす。 165 爾なんぢの律りっ法ぱふを愛あいする者ものには大おほいなる平へい安あんあり、彼かれ等らに躓つまづきなし。 166 主しゅよ、我われ爾なんぢの救すくひを恃たのみ、爾なんぢの誡いましめを行おこなふ。 167 我わが靈たましひ爾なんぢの啓けい示しを守まもり、我われ孔はなはだ之これを愛あいす。 168 我われ爾なんぢの命めいと爾なんぢの啓けい示しとを守まもる、蓋けだし我わが道みちは悉ことごとく爾なんぢの前まへにあり。 169 主しゅよ、願ねがはくは我わが籲よび聲ごゑは爾なんぢが顏かんばせの前まへに邇ちかづかん、爾なんぢの言ことばに循したがひて我われを悟さとらせ給たまへ。 170 願ねがはくは我わが禱いのりは爾なんぢが顏かんばせの前まへに至いたらん、爾なんぢの言ことばに循したがひて我われを救すくひ給たまへ。 171 爾なんぢが我われに其その律おきてを誨をしへん時とき、我わが口くちは讚さん美びを發はっせん。 172 我わが舌したは爾なんぢの言ことばを述のべん、蓋けだし爾なんぢが悉ことごとくの誡いましめは義ぎなり。 173 願ねがはくは爾なんぢの手ては我われの助たすけとならん、蓋けだし我われ爾なんぢの命めいを擇えらべり。 174 主しゅよ、我われ爾なんぢの救すくひに渇かはく、爾なんぢの律りっ法ぱふは我われの慰なぐさめなり。 175 願ねがはくは我わが靈たましひ生いきて爾なんぢを讚さん榮えいせん、願ねがはくは爾なんぢの定さだめは我われを助たすけん。 176 我われは亡うしなはれたる羊ひつじの如ごとく迷まよへり、爾なんぢの僕ぼくを尋たづね給たまへ、蓋けだし我われ爾なんぢの誡いましめを忘わすれざりき。