26_02

第5章 (コリンフ前書)

1 確たしかに聞きゆ、爾なんぢ等らの中うちに淫いん行かうあり、異い邦はう人じんの中うちにも言いはざる所ところの淫いん行かうなり、卽すなはち或ある者もの其その父ちちの妻つまを有たもてるなり。 2 爾なんぢ等ら誇ほこりて、尚なほ痛つう哭こくせず、此この事ことを行おこなひし者ものの爾なんぢ等らの中うちより除のぞかるるを致いたさざるか。 3 然しかれども我われは肉にく體たいを以もって爾なんぢ等らの中うちに在あらずと雖いえども、神しん゜を以もって在ありて、彼處かしこに居をるが如ごとく、斯かかる事ことを行おこなひし者ものを、我われ等らの主しゅイイスス ハリストスの名なに於おいて、爾なんぢ等ら及および我われの神しん゜は會くわいして、我われ等らの主しゅイイスス ハリストスの能ちからに賴よりて、 5 已すでにサタナに付わたさんことを定さだめたり、其その肉にく體たいの悩なやまされ、其その神しん゜の我われ等らの主しゅイイスス ハリストスの日ひに於おいて救すくはれん爲ためなり。 6 爾なんぢ等らの矜誇ほこりは善よからざるなり。豈あに知しらずや、僅わづかなる酵ぱんだねは盡ことごとくの溲麪ねりこを酸すくするを。 7 故ゆゑに爾なんぢ等ら舊ふるき酵ぱんだねを除のぞけ、新あらたなる溲麪ねりことならん爲ためなり、爾なんぢ等ら酵ぱんだねなき者ものなればなり、蓋けだし我われ等らの逾越節羔パスハなるハリストスは我われ等らの爲ために宰ほふられたり。 8 然しからば我われ等ら祝いはふに、舊ふるき酵ぱんだねを以もってせず、姦かん惡あくと詭き譎けつとの酵ぱんだねを以もってせず、乃すなはち潔けつ淨じゃうと眞しん實じつとの酵たねなき餅ぱんを以もってすべし。 9 我われ書しょを爾なんぢ等らに達たっして、淫いん行かう者しゃと交まじはる勿なからんことを勧すすめたり、 10 然しかれども概がいして、此この世よの淫いん行かう者しゃ或あるひは貪たん婪らん者しゃ、或あるひは强がう奪だつ者しゃ、或あるひは拜はい偶像ぐうざう者しゃを指さすには非あらず、若もし然しからば爾なんぢ等ら世よを出いでざるべからず。 11 乃すなはち我わが書しょして爾なんぢ等らに達たっせしは、若もし人ひと兄弟けいていと稱となへられて、或あるひは淫いん行かう者しゃ、或あるひは貪たん婪らん者しゃ、或あるひは拜はい偶像ぐうざう者しゃ、或あるひは詬かう誶ずゐ者しゃ、或あるひは沈ちん湎めん者しゃ、或あるひは强がう奪だつ者しゃたらば、彼かれと交まじはる勿なく、此かかる者ものと偕ともに食くらふだに勿なからんことなり。 12 蓋けだし外ほかの者ものをも擬ぎ定ていするは、我われに於おいて何なんぞ與あづからん、爾なんぢ等らの内うちの者ものを擬ぎ定ていするに非あらずや。 13 外ほかの者ものは、神かみ之これを擬ぎ定ていす。故ゆゑに惡あく者しゃを爾なんぢ等らの中うちより除のぞけ。