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第82聖詠

1 歌うた。アサフの詠えい。 2 神かみよ、默もだす毋なかれ、言ことばを出いださざる毋なかれ、神かみよ、靜しづかなる毋なかれ、 3 蓋けだし視みよ、爾なんぢの敵てきは騒さわぎ、爾なんぢを疾にくむ者ものは首かうべを昂あげたり。 4 彼かれ等らは爾なんぢの民たみに向むかひて邪よこしまなる計画くはだてを爲なし、爾なんぢに護まもらるる者ものに向むかひて謀はかる、 5 彼かれ等ら言いへり、往ゆきて之これを諸しょ民みんの中うちに滅ほろぼして、イズライリの名なの復また記き憶おくせらるることなからしめん。 6 彼かれ等ら心こころを一いつにして相あひ謀はかり、爾なんぢに向むかひて約やくを結むすべり、 7 卽すなはちエドムの住所すまひとイズマイル人じん、モアフとアガリ人じん、 8 ゲワルとアンモンとアマリスク、フィリスティヤ人じんとティルの民たみ是これなり。 9 アッスルも彼かれ等らに會くわいせり、此これ等らロトの子し孫そんの臂ひぢとなれり。 10 求もとむ、彼かれ等らに行おこなふこと、マディアム及およびシサラとイアワィンとに、キッソンの流ながれの傍かたはらに行おこなひし如ごとくせよ、 11 此この輩ともがらアエンドルに滅ほろぼされて、地ちの糞土こやしとなれり。 12 彼かれ等らの牧ぼく伯はくを待まつこと、オリフとジフとを待まちし如ごとくせよ、彼かれ等らの悉ことごとくの將しゃう帥すゐを待まつこと、ゼワェイとサルマンとを待まちし如ごとくせよ、 13 此この輩ともがら曾かつて云いへり、神かみの住所すまひを奪うばひて我わが業げふと爲なさんと。 14 我わが神かみよ、願ねがはくは彼かれ等らは塵ちりの旋つむじ風かぜに於おけるが如ごとく、藁わらの風ふう前ぜんに於おけるが如ごとくならん。 15 火ひの林はやしを焚やくが如ごとく、焰ほのほの山やまを焦こがすが如ごとく、 16 斯かく爾なんぢの暴風あらしを以もって此これを逐おひ、爾なんぢの旋つむじ風かぜを以もって此これを亂みだし給たまへ。 17 主しゅよ、羞はぢを彼かれ等らの面おもてに盈みてて、彼かれ等らに爾なんぢの名なを求もとめしめよ。 18 願ねがはくは彼かれ等ら永ながく羞はぢを被かうむりて亂みだされん、辱はづかしめられて滅ほろびん。 18 願ねがはくは爾なんぢ獨ひとり主しゅと稱となへらるる者ものは全ぜん地ちの至し上じゃう者しゃなるを知しらん。