26_02

第141聖詠

ダワィドの教けう訓くん、其その洞ほらに在ありし時ときの祈き禱たう。 1 我わが聲こゑを以もって主しゅに籲よび、我わが聲こゑを以もって主しゅに禱いのり、 2 我わが禱いのりを其その前まへに注そそぎ、我わが憂うれひを其その前まへに顯あらはせり。 3 我わが靈たましひの衷うちに弱よわりし時とき、爾なんぢは我われの途みちを知しれり、我わが行ゆく路みちに於おいて、彼かれ等らは竊ひそかに我わが爲ために網あみを設まうけたり。 4 我われ右みぎに目めを注そそぐに、一人ひとりも我われを認みとむる者ものなし、我われに遁のがるる所ところなく、我わが靈たましひを顧かへりみる者ものなし。 5 主しゅよ、我われ爾なんぢに呼よびて云いへり、爾なんぢは我われの避所かくれがなり、生いける者ものの地ちに於おいて我われの分ぶんなり。 6 我わが籲よぶを聽きき給たまへ、我われ甚はなはだ弱よわりたればなり、我われを迫はく害がいする者ものより救すくひ給たまへ、彼かれ等らは我われより強つよければなり。 7 我わが靈たましひを獄ひとやより引ひき出いだして、我われに爾なんぢの名なを讚さん榮えいせしめ給たまへ。爾なんぢ恩おんを我われに賜たまはん時とき、義ぎ人じんは我われを環めぐらん。